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晴天で日差しが強かったので、栂尾山への登りは、当初予定されていた階段ではなく、横尾山麓から栂尾山頂へと続く木陰の多いコースを辿って行った。多少険しい岩場もあったが、概ね木陰のなかを快適に歩くことができた。栂尾山頂は樹木で視界が遮られることがなく、陸側には高倉台から名谷・西神へと広がる団地を、海側には明石大橋から須磨海岸に及ぶ美しい風景を一望に見渡すことができ、一服の清涼剤となった。須磨離宮公園では、高く吹き上がる噴水のプールを取り囲んで、色とりどりのバラが今を盛りと咲き誇っていた。昔、まだ小さかった子供を連れて訪れた頃のことが懐かしく想い出され、しばし感慨に耽った。公園内を約1時間散策した後、須磨寺へ向かった。須磨寺は、毎月20日と21日がお大師様の縁日とのことで、本堂では読経が行われ、境内には屋台が並んでいた。一部の人たちと一緒に奥の院まで登って行ったが、結構距離があり、須磨寺の広さを実感した。離宮公園で茨木さんがはぐれてしまうというハップニングがあったが、須磨寺で合流され事なきを得た。午後3時過ぎにJR須磨駅で解散した。身につけていた万歩計によれば、歩いた歩数は18000歩を超えていた。天候にも恵まれ、心地よい一日を過ごすことができた。 |