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沖縄・奄美大島は梅雨明けしたが、本土は梅雨の本番をむかえている。前日も雨で、予報では降雨率は、この日も午前50%で午後は60%。しかし集合時間前には薄日さえさしてくれている。予定のバスには13名が乗り込んだ。東お多福山バス停前で体操をすまし、リーダーから「七曲りコースを取りやめ、黒岩尾根に一本化する」との説明があり、9:27分どび割に向かう。湿度80%以上で、蒸し暑く汗もふきだし距離も長く感じる。10:00にどび割に到着した。そこからこの日のメイン黒岩尾根の登りへ。すぐにロープがあり急登になるが、雨の後であるが水引もよく、あまり滑る心配はない。上り始めて約10分、ウグイスの綺麗な鳴き声に癒される。急登を過ぎるとゆるやかなアップダウンの道になる。ザラ場の登りで小休止しロープの難所にそなえる。七曲りの尾根が近づいた地点でササユリが姿を見せてくれた。一輪二輪と・・・。ガスがかかりはじめ汗が引いたからか気温も少し低く感じる。そこから数分も歩くと一軒茶屋についた。11:13予定より早く到着し、集合写真をとり昼食休憩へ。「雨と湿気と高温」で蚊が寄ってきた。 この日はさすがに最高峰周辺の登山者は少ない。今にも降り出しそうだがまだ待ってくれそうだ。昼食後予定通り林山から奥池をめざした。白山神社周辺のササ道は水を蓄えており濡れながらの歩行となる。林山への登りは、背丈ほどのササ道で、足場もよくない。道が谷側に傾斜しており注意しながら歩く。奥池発のバスの時間が気になりだした。逃すと1時間待ちである。急いで下山し、予定のバスをとらえることができた。「ササユリも9輪?」雨合羽を着用するほどでもなくラッキーな山行であった。 |