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霧氷のこの時期、金剛山は一年でもっとも賑う。今朝の気温は平年よりはやや低く冷えている。寒波の再来で昨日は新雪も降っている。阪神芦屋駅から5名、途中駅と難波駅での合流と合わせ12名が参加。超満員のバスにゆられ、登山口バス停前にはほぼ予定通り10:31分に到着した。よく晴れており登山口には積雪はない。トイレ・体操をすまし10:41分に出発。山頂へのコースはいくつかあるが、予定していたポピュラーコースの千早本道を登ることになった。バス停から少しバックし右側にある登山口から木の階段をのぼる。少し上ったところで衣服調整し、杉林の中のよく整備された木の階段を上がると千早城址跡らしところにでるが、わかり辛い。楠公らしき墓石を見ながらまっすぐに階段をすすむとやや残雪が増え5合目「のろし台」に着き小休止。トイレも新設されていた。アイゼンは不要。そこからも木と石の階段をひたすら上ると8.5合目あたりからは杉林から樹林帯に変わり、道脇には立派な石仏も見かける。9合目からは左右に登頂コースが分かれるが、右側の急な最短コースを避け、左側の楽なコースをとり上ると前方に霧氷らしき自然林が広がり、上りきると国見城址広場に出た。山頂近くになると残雪は少し増えたが、凍結はしておらずアイゼンなしで登頂できた。眼下には街並みが見渡せたが、樹木への着雪・霧氷は見当たらない。大阪府最高地点1056m地点。(山頂は1125m葛木神社の神域になり入れない) 。気温はマイナス2度。約50分間昼食休憩。昼食後、ロープウェイ山頂駅方面にはやや下りとなり、転倒防止のため全員アイゼンをつける。標高1000m前後のなだらかな雪道を歩き金剛山駅に到着した。 着雪と霧氷をみることはできなかったが、風もなく気温もさほど低くもなく、早春の金剛山登山を楽しむことができた。 |